ぶっくレビュー - 旅屋おかえり -
原田マハさんの「旅屋おかえり」。
原田マハさんを読むきっかけになった本です。
旅番組のレポーターを降板させられることになった売れない女性タレントが旅出来ない人たちの代わりにリクエストされた場所を旅する旅屋を開業する。
旅にはいつもテーマと人の思いや人との出会いが絡んで完成するものです。
今、コロナでなかなか旅に出れないけど、やっぱり旅は必要。
この世はつらく悲しくやるせないこともたくさんありますが、人と人とが話したり触れ合うことで生まれる優しさもたくさんあります。
そんな当たり前のことに改めて気付かせてくれる一冊でした。
原田マハ 旅屋おかえり
集英社文庫
価格: 600円 + 税
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