ぶっくレビュー -名画で読み解くブルボン王朝 12の物語 -

中野京子さんの「名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語」


怖い絵シリーズで知られる中野京子さんの本です。


フランスの名画たちを通してブルボン王朝の歴史が語られていきます。


アンリ4世の妃マリー・ド・メディシスから始まり、太陽王と言われベルサイユ宮殿を築いたルイ14世。


そして、息子ルイ15世と寵姫ポンパドール侯爵夫人。
ルイ16世とマリーアントワネットで迎えるフランス革命による終焉。


そこからナポレオンの華麗なる登場から失脚。
そして王政復古によるブルボン王朝の復活と落日。


特に処刑前に夫人や子供への面会を拒否してギロチンによる処刑に向かったルイ16世はどのような思いだったのかが、とても気になりました。


死を迎える恐怖だったのか、王という重圧から逃れられる安堵だったのか。
彼の最後の心境がとても興味深いです。

中野京子 「名画で読み解くブルボン王朝 12の物語」
光文社
価格: 980円 + 税

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